インプラントの手術後に注意すべきこと

医師の注意 インプラントの手術を受けた後は、食事や生活面で注意しなければならないことがあるので、担当医から言われたことは必ず守るようにしてください。
術後は歯茎がダメージを受けた状態なので、元に戻るまでは時間がかかります。
そのあいだに歯茎に食べ物のカスなどの異物が入り込むと、炎症を起こすことがあるので、気を付けるようにしましょう。
場合によってはあごの骨からインプラントが抜け落ちるので、やり直しになることもあります。

カレーなどの辛い食べ物や、トウガラシやワサビなどの香辛料が多く入っている食事は、インプラント手術後の弱った歯茎には刺激が強すぎるので、痛みや腫れの原因になります。
他にもせんべいなどの硬い食べ物や、ビールやワインなどのアルコールも、歯茎に負担が大きいので出血したり、炎症や痛みの原因になります。
インプラント手術後には痛み止めの薬を処方されますが、辛いものや硬いものを食べても平気になるまでは控える生活を送りましょう。

寒い冬に入浴するときは湯船に長時間つかって、身体を温めたくなるものですが、インプラント手術後の場合は我慢するようにしてください。
湯船につかると血行が良くなるので、術後の傷口が開いて、出血してしまうことがあります。
口の中が血だらけになってしまうので、術後の2~3日は湯船につかることは控えるようにしてください。
どうしても汗を流したいなら、シャワーで済ませ、早めにお風呂から出るようにしましょう。

喫煙もインプラント手術後の傷跡にはよくないので、控えるようにしてください。
たばこを吸うと、歯茎の毛細血管が収縮するので、血行が悪くなってしまいます。
血行不良になると傷がなかなか治らなくなり、痛みが長続きすることがあります。
インプラントと骨との結合を阻害するケースもあるので、担当医が吸っていいと言うまでは我慢するようにしましょう。

傷口にむやみに衝撃を加えると、治りが遅くなるので、舌や指などで患部に触れないことが大切です。
指で触れたり、押したりすると、炎症を起こして痛くなることもあります。
加えられた衝撃により、インプラントが圧迫されて、負担がかかる恐れもあるので、気になったとしても、そっとしておくようにしてください。

口の中の手術を行うと、その部分が気になる人は多いため、それまではそんな癖がなかった人でも、歯ぎしりをしてしまうことがあります。
歯ぎしりを行うと、噛み合わせが悪くなりますし、インプラントに負担がかかるので、したくなっても我慢しなければなりません。
もし自分でも気づかないうちにしていて、周囲の人に指摘されたら、担当医に相談することをおすすめします。